広島県呉市ではメロンパンのことをコッペパンと呼ぶ
古代エジプトですでに
キルトとは、表地と裏地の間に薄い綿を入れ、重ねた状態で指し縫い・キルティングしたものを指します。日本では、多色の布を縫い合わせたパッチワークキルトが主流とされています。布に綿をはさむ技法や、端切れを一枚布に仕立てる技法などは各地に存在し、古代エジプトですでに用いられていたとされています。
キルティングにも色々なものがありますが、ヨーロピアンキルトというものから説明したいと思います。ヨーロピアンキルトはヨーロッパの寒冷地で発祥したといわれています。寒冷地であるがゆえに、保温のために布地に綿をはさんだのが始まりといわれています。十字軍の遠征に伴って、保温着としてヨーロッパ各地に広まりました。
上流階級の女性の手芸としてさまざまな技法が編み出されました。その後、清教徒のアメリカ移民とともにアメリカに伝わったとされています。次にアメリカンキルトというものがあります。布地の有効利用のためにあまり布をつないで作ったのが始まりと言われていいます。
暗号文を作成したという伝説
当時は布の利用に主眼がおかれたため、モチーフなどの制作は行われなかったのだそう。くらしにゆとりがでてくると共にとキルティングにも装飾性が求められるようになり、様々なモチーフが考案されてきたといいます。南北戦争の際に、モチーフを利用して暗号文を作成したという伝説が残っているとか。
その後、多人数で一枚のキルトを制作する会が催されるようになり、女性の主要な社交場となりました。最近人気を博しているキルティングものといえば、ハワイアンキルトではないでしょうか。ハワイアンキルトは、イギリス人宣教師によって伝えられたパッチワークキルトが独自に発展したものと言われています。
大判の一枚布を8つに折り畳んでカットするため、左右対称のモチーフができることが特徴です。会社設立ハワイでは、ハギレを利用する習慣がなかったため、大判の布をあえて細かく裁断して使用したといわれています。 パイナップルや花などの明るいモチーフが特徴です。 アメリカンキルトとは違い、芸術品として発展しました。
日本にもキルティングは存在しています。ジャパニーズキルトと呼ばれるものですが、刺し子を『日本のキルト』と呼ぶ場合もあります。ですが、通常はキルティングに含めず、日本的な感性で配色されたキルトや、和の素材を使用して作ったキルトを『ジャパニーズキルト』と呼ぶ場合が多いのだそう。
徐々に『キルター』と呼ばれるキルティング愛好家が増え、アメリカに次いでキルトが盛んになったのだそうです。当初はパッチワークキルトが主流でしたが、トラプントやスラッシュキルト、クレージーキルトなどさまざまな技法を取り入れ、発展しています。